抵抗膜方式タッチパネルモニター製品
耐環境性が求められる場面に
タッチパネル方式にはさまざまな種類がありますが、工業分野では長年にわたり抵抗膜方式が第一に選ばれてきました。 抵抗膜方式は、誤作動が少ないなど信頼性が高く、手袋を着用したまま操作できるためです。
製品一覧
タイプ/サイズ | 12型 | 15型(TDシリーズ) | 15型 | 17型(TDシリーズ) | 19型 |
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抵抗膜方式タッチパネルの仕組み
基本原理
抵抗膜方式は、2枚の透明電極が接触するときの導通を検出して、タッチした位置を把握する方式です。透明な電極膜の間にわずかに隙間を設け、タッチすることで電極が押されて電極同士が接触。電気が流れることで起こる電圧の変化を検出して位置を把握します。

抵抗膜方式は、1980年代に登場したタッチパネルの方式で、感圧式などとも呼ばれ、小型、中型のタッチパネルに今も広く用いられています。構造がシンプルで低コストで製造ができ、フィルムでカバーされるので水滴や汚れなどにも強く、手袋をしていても操作が可能です。
2枚の透明電極の間にスペーサーで間隙を設けた構造のセンサーで、光の透過性が下がる傾向があります。また、透明電極として使われるITOの電気抵抗が比較的高いため、パネルのサイズが大きくなると検出精度が下がることに注意が必要です。
長所
軽いタッチにも反応
油、水滴などの汚染に強い
手袋でのタッチが可能
短所
フィルムを積層した構造で擦傷の耐久性に弱点がある
多点検出は困難
他方式に比べて光線透過率が低い
お問い合わせ
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