
対応可能サイズ:3.8 ~ 21.3型
タッチパネル抵抗膜方式「RT」は、低コストで導入でき、4線式の場合でも1千万回以上の寿命です。指圧で座標を特定、指やペンで直接入力可能。2枚の「電気抵抗のある膜」が触れたことで発生する電気の電圧を計測することによって位置を検出します。比較的構造が容易でコストパフォーマンスに優れた製品です。
タッチパネル「RT」の特徴
- 入力スタイラス制限無し、外部ノイズによる誤動作が起こりにくいです。
- 低コストで導入するが可能です。
- 4線式の場合でも、1千万回以上の寿命があります。
項目 | 内容 |
---|---|
検出原理 | 4線式抵抗膜方式 |
タッチ表面材質 | フィルム |
入力スタイラス | 制限なし |
光線透過率 | 80% |
タッチ部表面硬度 | モース2H |
動作荷重 | 0.05N~0.8N |
動作寿命 | 1千万回以上 |
最大電圧 | 6VDC |
最大電流 | 100mA(LR/UD) 0.5mA(X-Y) |
端子間抵抗 | 1KΩ以下 |
リニアリティ | 2%以下 |
使用温度範囲 | -20℃~+70℃ |
保存温度範囲 | -40℃~+80℃ |
湿度範囲 | -20℃~60℃、90%RH以下 |
抵抗膜方式とは
抵抗膜方式は市場で多く使用されているものは、ガラス基板、ドットスペーサ、フィルムから構成されます。上部が薄いガラスで構成されているものもあります。ガラス及びフィルムの向かい合う面には、ITO(Indium Tin Oxide)と呼ばれる透明な電極格子が設けられています。タッチしていない状態では、微小なスペーサにより2枚の電極は接触していないため、電流は流れません。タッチすると、透明導電膜同士が接触し、ガラス面、フィルム面それぞれの透明電極の抵抗による分圧比を測定することで、位置を検出します。
※ 取扱いタッチパネル